2017年03月11日

冬の安達太良山

2014年の秋に紅葉シーズンの安達太良山を歩いた。
紅葉も素晴らしかったが、途中で立ち寄った「くろがね小屋」は噂では聞いていたがとても素敵な山小屋だった。
源泉掛け流しの温泉と吹き抜けの館内を囲む客室の雰囲気。いつか冬の時期に来てみたいと思いながらも2年が経過。
時々Webサイトの予約状況を見ると週末はほぼ満室で人気の高さがうかがえる。
ところが2月の下旬に見たら3月2週目の週末に空きがあり、すかさず予約。夢が実現できることになりました。

3月とはいえYAMAPとかの情報を見ると雪も沢山残っているようで冬山の支度が必要です。
10本爪のアイゼンを新調して防寒対策も怠ることなく準備して望みました。
IMG_7917.JPG


3月11日(土)
6時に出発して登山口に10時ごろ到着。早速準備をして入山。
前日にかなり積もったようで、ワカンを使っている人、スノーシューを履いている人、アイゼンを付けている人など装備は様々でしたがトレースが沢山あるのでツボ足でも問題ありませんでした。
IMG_7749.JPG

天気は晴れで気温が高め。登り始めは冬支度でしたが次々と脱いで最後はインナー1枚とソフトシェルで十分な感じでした。
IMG_7756.JPG

山頂が見えてきました。
IMG_7760.JPG

特に危険な箇所や道がわからないようなことはありませんでしが、小屋に近づくにつれて雪が深く柔らかくなり、最後のトラバースの道はかなり歩きにくく、こんな時にワカンがあればと思いました。
IMG_7766.JPG

小屋が見えました。この雰囲気最高です。
IMG_7767.JPG


お昼前に小屋に到着。小屋の中はそんなに人が多くなく、持参したカップラーメンとおにぎりをのお昼ご飯をいただきました。まだお昼なので天気が良ければ頂上を目指すところですが、少し曇ってきて風も強くなってきていました。予報では明日のほうが天気が良さそうなので、今日は居心地の良いこの小屋でのんびりすることにしました。この判断は後に大成功だったことがわかります。
IMG_7773.JPG

宿泊の受付をしていただき早速お風呂をいただきました。
お湯は最高でしたがちょっと熱すぎて長湯はできませんでした。ちなみに麓の岳温泉のお湯はここら辺りの源泉から引いているとのことから分かるように源泉の温度は相当熱いはずです。
IMG_7780.JPG

後でもう一度入ることにして、風呂上がりにビールをいただき、つまみも用意して持参したワイン、ウィスキー、焼酎などをいただきました。周りの客もみんな酒盛りしており1階の食堂は居酒屋状態です。
IMG_7777.JPG

このだるまストーブが身体を良く温めてくれてます。
IMG_7739.JPG

福島の地酒「奥の松 吟醸」を枡で1杯500円でいただけるというありがたさ。
IMG_7798.JPG

すっかり気持ちよくなり、5時には夕食のカレーをいただき、評判通りの美味しいカレーでお替わりしてしまいました。
IMG_7783.JPG

部屋で本でも読もうと布団を敷いたらつい寝てしまい、気付いたら既に深夜。結局2回目のお風呂は入れずでこの後はあまりよく寝れませんでした。


3月12日(月)
朝方の地震で目が完全に醒めて外へでると快晴で風も無く頂上を目指すには絶好の天気です。
奇しくも福島沖震源の地震だったので結構揺れました。

5時に朝食をいただきました
IMG_7803.JPG

その後外に出ると朝日に照らされた山が綺麗でした。
IMG_7806.JPG

ゆっくり身支度をして出発は7時半。ここから上は風が強いことが多いそうなのでレインウェアを着込んでアイゼンも装着。15名ほどの団体さんが先を歩いて踏み固めてくれたのでだいぶ楽をすることができました。
IMG_7816.JPG

やはりこの日も晴天で気温も上がり登り道は汗だくでした。
でも晴天のおかげで絶景を楽しむことができました。
IMG_7819.JPG


1時間ほどで峰の辻の分岐に到着。
山頂に直接向かうルートもありますがトレースが少ないので牛の背を経由して山頂に向かいます。
IMG_7826.JPG

稜線に近づくと雪も硬くなり、景色も山岳モードです。
IMG_7830.JPG

IMG_7835.JPG

牛の背に出ると真っ白な沼の平と、奥には裏磐梯や磐梯山が一望できました。
IMG_7847.JPG

ここから安達太良山頂までの稜線は見たことのない世界でした。
いわゆるエビの尻尾が一面に広がり普段は強風が多いことがうかがえます。
IMG_7857.JPG

IMG_7856.JPG

IMG_7860.JPG

IMG_7865.JPG

山頂に到着
IMG_7909.JPG

本当の山頂はこの”乳首”と呼ばれる岩の上。ここだけはピッケルを使っている人が多かったです。というか他に使うような場所はないのでせっかく持ってきたから使っているのだと思います。
IMG_7875.JPG

IMG_7910.JPG

ゆっくり眺望を楽しんで下山します。
下りのルートは登りと同じルートを戻るか、くろがね小屋と反対方向に行ってスキー場から降りる周回ルートがありますが、周回ルートは雪が多い時はスノーシューがないと厳しいとの情報。でも今日は人も多くて天気もいいので周回コースを下りました。

コースが広いのでトレースが散らばっており、人が多い割に踏み固まれていないため、確かにツボ足は苦労しましたが何とかなるレベルです。

IMG_7911.JPG

途中から松林の樹林帯になりますが、雪が深いので秋に歩いた時とは別のルートを歩いているようでした、
IMG_7883.JPG

薬師岳に到着。
IMG_7885.JPG

秋に来た時は「あだたらエクスプレス」というゴンドラでここまでこれますが、スキーシーズンなのに何故かゴンドラは運休中です。
スキー場に下りても下りのリフトは乗せてもらえないので、ゲレンデをツボ足で歩いて降りていきます。
IMG_7891.JPG

11時過ぎに下山。
本当に天気に恵まれて楽しい雪山でした。

ちょうどお昼前なので麓の岳温泉の名物「成駒」のソースカツ丼を食いに急ぎます。
11時半には着きましたが既に満席で数人並んでいました。

ソースに浸された揚げたての極厚のロースカツが大量のご飯の上に乗っています。
レモンを絞っていただきます。
半日歩いて腹ペコの時には至福の食事と言えます。
IMG_7893.JPG

はす向かいにある温泉街の共同浴場「岳の湯」で汗を流すことにしました。
初めて来ましたが360円と超お安い料金。広くて明るくてお湯もくろがね小屋にはかないませんがいいお湯でした。

秋も最高でしたが、冬の安達太良山もやっっぱり最高でした。

IMG_7918.PNG

posted by hiro_yaji at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック